陽気で快活、健康的、明るく親しみやすいといった前向きなキーワード。
どんな色を連想しますか?
そんなキーワードにぴったりなのが、オレンジ。
社交性が高く、世話好き、コミュニケーション上手な人が好む色なのです。

オレンジが好きな人は

目立ちたがり屋で、少々見栄っ張り、そのくせ孤独を嫌う寂しがり屋。
コミュニケーションを活性化させる色であるオレンジは、人との会話を弾ませたり、楽しい雰囲気を作るのに向いています。
居住空間はもちろん、無機質になりがちなオフィスインテリアのアクセントとして取り入れるのも良いでしょう。また、沈んだ心を元気づけたり、サポートしてくれる色でもあるので、周りにそんな方がいたら、さりげなくオレンジ色のブーケのプレゼントなどはいかがでしょうか・・・きっと、沈んだ心を元気にしてくれるはずですよ。

オレンジは腸と関係がある?!

オレンジは食べ物、食欲と関連性の深い色です。
スパイスや柑橘系は食欲を刺激しますし、人間を含め動物は果実のオレンジ色が濃くなるほど甘くて美味しいことを知っています。
特に腸の働きと関連していて、栄養価が高く、繊維質の多い食べ物にはオレンジから黄系のもが多く見られます。テーブル周りに視覚的にオレンジを取り入れるのもいいですし、実際にオレンジ色の食べ物を摂取するというのも効果的かもしれません。腸に効く薬のパッケージにもオレンジが多く使われているのにお気づきですか?

オレンジ・橙(だいだい)は縁起物

日本の色名では橙(だいだい)とも呼ばれるオレンジ、元々は「代々(だいだい)」から来た名称で、橙の実が一度つくと冬に黄熟しても、翌夏には緑色になり4,5年は落ちないことから、「家が代々続く、栄える、子孫繁栄」などの縁起ものとしてお正月に飾られるようになりました。
欧米でもオレンジが多産であることから繁栄のシンボルとされ、男性がオレンジの実を持ってプロポーズしたり、花嫁がオレンジ色の花を身につけたり、結婚とも関係の深い色なのです。最近では、4月14日を大切な人と愛を深める日「オレンジデー」というそうです。

オレンジパワーで元気に運気を引き寄せよう

晩秋には、柿やミカンといったオレンジ色の果物がスーパーや青果店にずらりと並びます。カリウムを豊富に含む柿は、体内の塩分を排出する働き、二日酔いや疲労回復にも効果的、ミカンは原産国の中国では漢方の1つとして活躍するほど、風邪予防をはじめ、美肌効果、健胃作用、がん予防にまでその効果は幅広い果物です。
寒さが厳しくなり、気忙しく、飲食も多くなる師走、身近で手に入りやすいお馴染みのオレンジ色を、積極的に取り入れたいですね。
冬至には柚子湯につかり身を清め、かぼちゃを食べて運を呼び込むという、日本らしい風習があります。「一陽来復」といい、1年の中でこの日を境に太陽の力が強くなっていくことから運が上向くとされていたそうです。
(本記事はwebマガジンに掲載した内容を一部編集しています。)