パーソナルカラー診断で「ピンクお似合いですよ」とお伝えしても、苦手といわれる女性が多いです。今まで着た事がない色、ましてや甘めの「ピンクなんて無理!」と拒絶反応がでる方もいらっしゃいます。せっかく自分に似合う色を見つけても、取り入れられないのはもったいないですよね。そんな方のために、色の取り入れ方をお伝えします。今回は、取り入れにくいピンクを例に取ってご紹介します。

パーソナルカラー診断とは

パーソナルカラー診断とは、自分の魅力を最大限に引き出す似合う色を診断する事です。肌、目、髪の毛の色から診断します。ドレープをお顔の下にあてて、ご自分が4つのグループの中のどれにあてはまるのか、どんなタイプの色が似合うのかがわかります。ピンク一つとっても、様々なピンクの種類があります。

イエローベースのピンクは、温かみのあるコーラルピンクやサーモンピンク。ブルーベースのは、優しくて上品なパウダーピンクや、大人なマゼンタピンク。このように、多くのピンク色があります。

色のイメージ

カラー診断で、似合う色が分かっても、受け入れられない事がしばしばあります。
理由は、似合う色が好きではない、恥ずかしい、苦手、自分が今まで生きてきたイメージと違う。などなど…
バリバリのキャリアーウーマンで、しっかり自立し、なんでも自分で決断、甘えない、というような女性の場合、きっとピンクよりレッドがお好きの方が多いと思います。色にはイメージがありますし、その時の自分の心理とも関連しています。

ピンクのイメージ

色彩心理学において、ピンクにはこんなイメージがあります。
・優しさ
・女性らしさ
・幸福感
・甘え
・温和
全体的に、柔らかいイメージです。

レッドのイメージ

色彩心理学において、レッドにはこんなイメージがあります。
・積極的
・行動的
・自立 など
頑張り屋さんの、自立した女性のイメージです。

ピンクを取り入れられない女性

自分に似合うピンクを受け入れられないのには、心理面や育ってきた環境の影響もあります。例えば、こんな女性はピンクよりもレッドのイメージが強いです。
・「お姉さんだから、しっかりしないと」と育ってきた女性
・子供の頃から学級委員のように、リーダー的存在の女性

ピンクを無理やり好きになる必要はありませんが、心理的な変化で、ピンクを好きになる事があります。ある女性は、厳しい親御さんの元で育ち、なかなか甘えられませんでした。しかしパートナーが表れた時、ようやく甘える人ができ、その時からピンクを着れるようになったというエピソードもあります。
もしあなたが、今はピンクが受け入れられない、と思っていても、過去を振り返って甘えられない自分もいると認め、頼っても大丈夫と思えた時、ピンクを取り入れる事ができるようになるかもしれません。

ピンクを取り入れる方法

心と体の変化もある30代~50代大人の女性だからこそ、素敵なピンクの着こなしがあります。
ピンク初心者の方に、おススメの「ピンクを取り入れる方法」をお伝えします。
単にピンクの服を着るだけでなく、まずは身の回りで使うハンカチ、メイク、仕事道具、パジャマ、下着から目に慣らし、ファッションだったらワンポイント、スカーフ、バックなどから取り入れるとオシャレです。

目でピンクを楽しむ

普段、ピンクを着ない人がピンクの服を着ていたら、子供が寄ってきたなんて話もあります。ピンクは、子宮や優しさを感じさせる色でもあるため、視覚から周りに与える影響は大きいです。本当は甘えたい気持ち、女性らしい自分を認め、ピンクの優しさで自分を解放し、頑張ってきた自分をねぎらいましょう。世の中には様々な色があります。これから沢山の色を味わって、人生も彩りよく楽しむきっかけになるといいですね。